ソロキャンプに最適なアウトドア鉄板はこれ!選び方とお手入れ方法も紹介 | 調理器具・食器 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

ソロキャンプに最適なアウトドア鉄板はこれ!選び方とお手入れ方法も紹介

2021.11.02

ソロキャンプの人気を受けて、アウトドア用の鉄板が注目を集めています。小さな鉄板が一枚あるだけで、旨味が閉じ込められたおいしいお肉を楽しむことができますよ。

ここではソロキャンプに最適なアウトドア鉄板と、メリットや選び方、お手入れ方法を紹介します。

ソロキャンプでアウトドア鉄板を使うメリット

ソロキャンプで鉄板を使うメリットは、食材がおいしく焼けることはもちろん、他の調理器具と比べてコンパクトで、気軽に持ち運べる点です。

キャンプ飯の楽しさが広がる

自然の中で食べるソトごはんは、キャンプの醍醐味のひとつ。鉄板をギアに加えれば、よりキャンプ飯の楽しさが広がります。

鉄板の特徴は、熱伝導率と蓄熱性の高さです。食材を乗せても温度が下がらず、高温で安定して調理できます。このため、野菜なら水分が一気に蒸発してシャキっと仕上がり、肉なら蓄積された熱が均一に伝わることで、ムラなくジューシーに焼けるのです。

食材を焼くだけでもおいしく食べられるため、凝った料理をしたい人だけでなく、簡単に調理を済ませたい人にもおすすめ。鉄板は、普段はカップ麺やレトルトで済ますというソロキャンパーにこそ、使ってほしいアイテムです。

キャンプではバーベキューなどの網焼きも定番ですが、鉄板は網焼きより、幅広いレシピを作れるというメリットもありますよ。

コンパクト

コンパクトさも鉄板の魅力です。平面的でシンプルな形状の鉄板は、スキレットなど他の調理器具と比べて場所を取りません。多くの場合、ハンドルも着脱式でかさばらず、荷物の隙間にサッと入れてパッキングすることができます。

ソロキャンプ用の鉄板には、手のひらに載るほどのサイズのものもあります。荷物を極力減らしたい人や、バイクでソロキャンプに出かける人にもおすすめです。

ソロキャンプ用アウトドア鉄板の選び方

無骨な印象のものからおしゃれなものまでさまざまなタイプが揃う、ソロキャンプ用の鉄板。形状やサイズなど、鉄板そのもののスペックに注目するだけでなく、付属品のチェックも選び方のポイントです。

形状

形状は、平型、深型、波型の主に3種類です。

フラットな形状の平型は、深型、波型に比べて汚れがたまりにくく、楽にお手入れできます。鉄板を切っただけのようなものから、緩やかな縁がついたもの、表面にざらざらしたエンボス加工を施して、食材がくっつきにくい工夫したものまでバリエーション豊富です。

深型は、四辺が立ち上がった、高めの縁があるタイプです。食材がこぼれにくいため、焼きそばなどの炒め物を作るのに便利。アヒージョなど、汁気の多いメニューにも挑戦できます。

波型は、表面が凸凹の波状になっているのが特徴です。ステーキや焼肉などの肉料理で焼き色がきれいにつき、溝に油が落ちるため、ヘルシーに調理できますよ。

厚み

ソロキャンプ用の鉄板は、厚さ3mmほどのものから、5mmを超える極厚タイプまでさまざまです。厚みがあるほど鉄板の蓄熱性は高くなるため、食材を長時間安定した温度で焼くことができ、よりおいしく焼き上げることができます。

ただし、厚ければ厚いほど、その分重量が増すので注意が必要です。ソロ用のコンパクトなサイズでも、1kgを優に超えるものもあります。厚さは、携行性とのバランスを見て選びましょう。

サイズ

鉄板のサイズは、使い方によって選ぶのがポイント。肉や野菜を焼くだけなら、手のひらサイズの小型の鉄板でも十分です。焼きそばや野菜炒めなど、炒め物にも使用するなら、大きめの鉄板を選びましょう。

焚き火台や五徳など、熱源となる手持ちのギアとの兼ね合いも考慮して選ぶと安心です。なお、カセットコンロを使う場合、規定以上の大きさの鉄板は絶対に使わないでください。ガスボンベが高熱になり、爆発する可能性があるなど、非常に危険です。

材質

材質は、鉄製がほとんどです。鉄のメリットは、熱伝導率と蓄熱性が高く、おいしく食材を焼けること。デメリットは、重さがあることです。

鉄以外では、まれにアルミ製やステンレス製もあります。アルミは、軽量で熱伝導率に優れているものの、蓄熱性に劣り、焼きムラになりやすいのが難点です。

付属品

付属品の有無もしっかりチェックして選びましょう。特にハンドル(鉄板つかみ)がついていれば、鉄板を安全に移動できて便利です。

そのほか、焦げを落とす際に使うヘラ(スクレーパー)、収納ケース、蓋などの付属品がついている鉄板があります。

鉄板のお手入れ方法もチェック

鉄板は、きちんとお手入れすれば長く使えるアイテムです。入手する前に、お手入れ方法も確認しておきましょう。

鉄製の鉄板は、購入後、初めて使う前にシーズニングが必要です。シーズニングとは、工場出荷時の錆止めや臭いを落とし、酸化皮膜を作って焦げにくくするためのメンテナンスのことです。

まず鉄板を食器用洗剤で洗い、水分を拭いてから火にかけます。高温で空焼きして完全に水分を飛ばし、冷ましてから食用油を薄く塗ります。

使用後、片付ける際のお手入れは、ヘラなどで汚れを落とす程度で構いません。汚れが気になる場合の洗い方は、洗剤は使用せず、水洗いするのが基本です。洗った後は火にかけて水分を飛ばし、食用油を表面に軽く塗ってから保管します。

ジェットスロウ 冒険用品 / Jet Slow

ヨコザワテッパン

ライター・アングラーとして活躍する、横沢鉄平氏考案のミニ鉄板です。縁も取手用の穴もない、飾り気ゼロのシンプルさが魅力の一枚。コンパクトでフラットな形状から携行性が高く、荷物のちょっとした隙間にも入れられます。
●形状:平型 ●サイズ:A5サイズ(148mm×210mm) ●厚み:約5mm ●重量:約1kg ●材質:鋼鉄 ●付属品:専用袋、金属コテ、アルミ製やっとこ、防錆用油紙(キッチン用)


ベルモント / belmont

極厚鉄板

BM-287

アウトドア用品や釣具用品を製造・販売する、新潟県三条市の金属製品メーカーbelmont(ベルモント)の鉄板。板厚6mmの黒皮鉄板を使用した、蓄熱性の高さが特徴です。スクレーパーとしても使用できるハンドルと、収納ケースが付属しています。
●形状:平型 ●サイズ:約210mm×150mm×8.5mm ●厚み:6mm ●重量:1.5kg ●材質:黒皮鉄板、ハンドル/ステンレス ●付属品:収納ケース、ハンドル


ベルモント / belmont

極厚鉄板(ミニ)

BM-288

ベルモントの極厚鉄板のミニタイプです。13cm四方の正方形で、ソロキャンプには十分な大きさ。長方形のタイプと同じ板厚6mmの黒皮鉄板を使用していますが、約半分の重量です。
●形状:平型 ●サイズ:約130mm×130mm×8.5mm ●厚み:6mm ●重量:約0.7kg ●材質:黒皮鉄板、ハンドル/ステンレス ●付属品:収納ケース、ハンドル

ハンドル用の穴が開いた、正方形の鉄板です。

ハンドルは、裏返せばスクレーパーとしても使用できます。

コットン製の収納袋が付属しています。


テンマクデザイン / tent-Mark DESIGNS

男前グリルプレート

アウトトドアショップ、WILD-1によるオリジナルブランド、テンマクデザインのグリルプレートです。波型の構造で余分な脂が溝に落ちるため、ヘルシーに調理可能。便利なセパレートハンドルが付属しています。
●形状:波型 ●サイズ:207mm×143mm(深さ9mm)、ハンドル/約180mm×25mm(板厚3mm) ●重量:約875g、ハンドル/95g ●材質:鋳造鉄製、ハンドル/鍛造鉄製 ●付属品:ハンドル、収納ケース

鉄板、ハンドルをそれぞれ収納できるケース付き。

裏面には突起があり、焚き火台に乗せても滑りにくいように配慮されています。

食材にきれいな焼き目がつくのは、波型の鉄板ならではです。


マーグズ / MAAGZ

長尺鉄板

東京・八王子を拠点にキャンプ・アウトドアに関するさまざまな商品を開発するクリエイティブチーム、MAAGZ(マーグズ)の鉄板です。細長い形状で焚き火台やBBQグリルを占有しないため、アイデア次第でさまざまな使い方ができます。板厚3.2mmで、蓄熱性にも優れています。
●形状:平型 ●サイズ:410mm×115mm×10mm ●厚み:3.2mm ●重量:約1.03kg ●材質:鉄

両サイドの取っ手は、耐熱グローブをしたままでもつかめるように大きめの作りです。

四辺には縁があり、油も落ちにくい構造。

細長い形状で、余ったスペースを有効活用できます。


ユニフレーム / UNIFLAME

ユニ鉄

665725

金属加工のメッカである新潟・燕三条に本社を置くアウトドアブランド、UNIFLAME(ユニフレーム)のグリル鉄板。波型の面でお肉、平らな面で野菜を調理するなど、幅広く使えるタイプです。縁が立ち上がった構造で、熱源に油が落ちにくくなっています。
●形状:波型・深型 ●サイズ:約200mm×200mm×16mm ●重量:1.45kg ●材質:ダクタイル鋳鉄(FCD)


ユニフレーム / UNIFLAME

ソロ鉄250

665381

シンプルな平型の鉄板に、保温用の網がついたソロ用の鉄板です。横長の形状はステーキの調理にも最適。鉄板の周囲には溝があり、食材から出た油などの汁が熱源に落ちるのを軽減します。
●形状:平型 ●サイズ:使用時/約250mm×147mm×60mm、収納時/250mm×147mm×30mm ●厚み:4.5mm厚加工 ●重量:1.45kg ●材質:黒皮鉄板、焼網/ステンレス鋼 ●付属品:焼網

保温用の網付きで、調理の幅が広がります。


ユニフレーム / UNIFLAME

クロテツ

KUROTETU

アウトドアショップ「ナチュラム」とユニフレームのコラボ鉄板です。板厚は4.5mmで、高い蓄熱性があります。ユニフレームの「ウェ~ブ焼網ハンドル(別売)」を角にある穴に差し込んで、持ち手として使うことができます。
●形状:平型 ●サイズ:約200mm×200mm×4.5mm ●重量:約1.3kg ●材質:黒皮鉄板

縁には油の落下を防止する溝があります。

裏面には、ナチュラムとユニフレームのロゴが入っています。


ロゴス / LOGOS

アイアンMYグリルPAN・レクタングラー

81064204

アウトドア総合ブランド、LOGOS(ロゴス)の鋳鉄製小型グリルパンです。左右の穴に差し込んで使える着脱式のハンドル付きで、グリルパンの移動に便利。裏面には突起を施し、調理中に五徳や焼網から滑りにくい構造になっています。
●形状:深型 ●サイズ:幅275mm×奥行160mm×高さ34mm、内寸/幅225mm×奥行150mm×高さ20mm ●重量:約1.7kg ●材質:鋳鉄 ●付属品:ハンドル

大きなステーキと付け合わせのワンプレート調理にぴったり。


ロゴス / LOGOS

アイアンMYグリルPAN・スクエア

81064203

同シリーズの長方形のタイプより幅が小さい、スクエア型のタイプ。着脱式ハンドル、裏面の滑り止め付きです。深型なので、アヒージョなどの調理にも向いています。
●形状:深型 ●サイズ:幅200mm×奥行160mm×高さ34mm、内寸/幅150mm×奥行150mm×高さ20mm ●重量:約1.3kg ●材質:鋳鉄 ●付属品:ハンドル

別売りのピラミッドグリル・コンパクトにぴったり収まるサイズです。


キャプテンスタッグ / CAPTAIN STAG

鋳物 グリルプレート <B6>

UG-1554

総合アウトドアブランド、CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)の深型グリルプレート。厚みのある鋳鉄を使用し、食材に熱をじっくり均等に伝えます。ソロキャンプでの使用はもちろん、家庭でのオーブン使用も可能です。
●形状:深型 ●サイズ:180mm×125mm×高さ20mm ●重量:750g ●材質:鋳鉄


スター商事 / STAR Corp

グリルプレート 黒舟

13781 / 13782

1977年の創業以来、世界中から選りすぐりのアウトドア用品を紹介し、オリジナル商品も手掛けてきた、スター商事のグリルプレート。アルミ製で熱伝導が良く、耐食性に優れているのが特徴です。表面には、テフロンコーティングが施されています。取っ手は、独特の風合いが魅力的な真鍮製です。
●形状:波型・深型 ●サイズ:M/217mm×143mm×35mm、L/233mm×165mm×38mm ●重量:M/約450g、L/約650g ●材質:アルミニウム、取手/真鍮 ●付属品:取手

大きなステーキも、きれいな焼き目がついてこんがり焼けます。


バンドック / BUNDOK

極厚鉄板 6mm【バーベキュー】

BD-478

BUNDOK(バンドック)の鉄板。極厚6mmで熱伝導に優れ、食材を一気に焼き上げることが可能です。蓋付きで蒸し料理も楽しめ、キャンプ飯のレパートリーが広がります。
●形状:平型 ●サイズ:約260mm×180mm×15mm、蓋/約240mm×160mm×30mm ●厚み:約6mm ●重量:約2.56kg ●材質:スチール(黒皮鋼板)、ハンドル/ステンレス、蓋/ステンレス ●付属品:ハンドル、蓋、収納ケース

蓋付きで、餃子の調理にも最適。

蓋は、ハンバーグなどしっかり火を通したい料理にも便利です。

トートバッグ型の収納ケースが付属しています。


 

 

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